色眼鏡 かけて世を見る ゆとりかな
色眼鏡という言葉も死後に近いかも知れませんね。
光と色の関係、時にはサスペンスドラマに使われたりしましたが
最近の電灯は色再現性も向上してそのトリックも使えなくなってきてしまいました。
昔の白黒映画を見ながら衣装の色当てなんかも楽しいものです。
実際に正解はわからないんですが、こりゃきっと赤いドレスだろうとか
白ではなく黄色っぽい壁だろうとか、銀鼠の袴かな、とか・・・。
人間の知覚も主観的なものですから、この目ではっきり見た、
というのもあてにできない事もありやなしやと。
逆にいろいろなフィルターをかけて世の中を見てみると
けっこうオモシロイものが浮かんできたり。
下の写真はある植物を画像処理したものです。
はい、もうおわかりのようにサボテンです。
ちなみに元の写真は
なんとも宇宙的な様相を呈しています。
ノーマルな目で見ている世界はそれとして時折色眼鏡(フィルター)をかけて
世の中を見回してみるとそこにはオモシロイ世界が広がっていそうです。