HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

原発廃水海洋投棄

炉心融解に陥った福島第一原発の冷却水の廃水は貯まる一方で、ついにその限界値に達する時期が目の前に。

政府は溜まりに貯まった汚染水を処理した上で除去が難しいトリチウムは希釈して海に放出する方針を立て実行に移した。

いざ放流が始まってみると中国、韓国からの強い反発が。

特に中国政府は本件を政治利用するのか異常なまでの反日キャンペーンを展開しているようだ。

ロシアもそうだけれど、政権が世論を操作していいように利用するという常套手段か。

日本政府も事故があってから10年以上経ち、今の状況が来るのは十分想定できたであろうに対処の唐突感は否めない。

10年かけてあらゆる科学的データを示し、放流に対する国内国際世論を味方につけておくべきだったかと思うが。

データによると中国や韓国の原発から海に排出されるトリチウムの総量は今回の福島の排出量の10倍以上であるとか。(データ比較するなら福島だけの数値ではなく、日本の排出総量との比較が必要かと。)

そんな海の海産物を平気な顔で皆で食しているわけで、今更食の安全性もクソもあったものではないのでは?

この中国の排出量のデータを中国の学者がSNSに公開したところ、記事は削除、アカウントは停止になったそうな。まさに言論封殺ですな、オソロシイ事です。

 

データと言えばそもそも福島でも取沙汰されているのはトリチウムだけで、汚染水にはその他の放射性汚染物質も多々含まれているそうな。

貯まっている汚染水はALPSという装置で汚染物質の除去作業を行い処理しているけれど、トリチウムは水と同化しているとかで除去が難しいそうな。それで「基準値以下」に薄めて海に流しちゃおうという魂胆のよう。

 

ま、薄めても総量は変わらないので本当に安全かどうかは未知数なんじゃないかと思いまする。

 

そもそも今直面している難局は、原発安全神話を捏造し、1000年前に日本を襲った大災害を考慮しなかったところに起因する未曽有の人災かと思います。

 

懲りずに原発を推進しようとする動きもありまんな。

また国会議員と業界団体の利権の下で不幸になる国民が増えるんでしょうか。