HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

スリランカDE太鼓フィナーレ

今回のスリランカ自主公演は当初7/5~7/8の予定でした。
 
先発隊が7/1にスリランカ入りをし、7/2にクルネーガラのガールズホームで太鼓演奏を行っていますが
 
7/8日本人学校の太鼓寄贈式は居残りメンバーの5人が参加、
 
和太鼓「集」の八人組としては7/5、6、7がメインの演奏というかたちになりました。
 
7/9には私以外のメンバーは帰国、その後少々観光をして
 
17日にはシンガポールで行われる三宅太鼓の合宿に参加する予定で
 
エアチケットの手配も終わっていました。
 
出発三日前にスリランカ滞在中の兄から電話があり、
 
現地ロータリークラブ会長就任式で和太鼓演奏をやって欲しいとのオファーがあることが判明、
 
いろいろ調整の結果、7/20の就任式式典でソロで演奏することを決断、
 
チケットの変更は現地に行ってから、という事で成田を後にしました。
 
 
ソロ演奏と言っても八丈でこなしている程度なので、何をどうすればいいのかを道中ずっと考えていました。
 
ぶっつけ本番で臨むことはできないので今回の公演中、トライ&エラーをさせてもらう事に決め
 
まず、スプートニクで試みたのが大太鼓と締太鼓を使う屋台囃子の変形バージョン。
 
この時は締め太鼓が新品のため一向に鳴らずとても苦労しました。
 
次にトライしたのがジャパンスクールでの書とのコラボ演奏。
 
当初は八丈をやる予定でしたが事情が事情なのでソロに変更させてもらい、
 
一回でも本番仕様で打つ事を優先させてもらいました。
 
この時は演奏しながらおおよその時間を把握しました。
 
最後に試したのが日本人学校での演奏。
 
これも屋台囃子を基本に今までの修正をすべく少々手を加えてみました。
 
ビデオでも確認してみましたが
 
ソロの場合は地打ちがないためあまり空白があるとよろしくないようなイメージを持ちました。
 
その後、メンバーが帰国してから約10日間、太鼓の構成や曲をどうするか考える日々が続き
 
結論として大太鼓正面打ちは八丈風に、その後組み太鼓として大太鼓と締め太鼓の二台を使う事に決定。
 
曲は今まで打ち慣れている「虚空」にしました。
 
さていよいよ本番。
会場のヒルトンホテルボールルームは350人の聴衆が・・・。
 
イメージ 1
太鼓は一尺八寸なので迫力不足は否めません。
反省としてはバチガ内側を向いてしまう事。
 
イメージ 2
締太鼓と宮太鼓の組み合わせ。
手が乾燥してバチがすっぽ抜けそうで冷や汗ものでした。
それでも何とか打ち終えて、考えていた英語でスピーチ、
の予定でしたが、いざとなったら暗記した文章が出て来ません・・・。
 
今回コロンボロータリークラブ会長に就任された方は大の日本びいきで日本語も堪能です。
 
自分が太鼓をやってきたおかげでこういうチャンスをいただく事ができ
 
また太鼓で太鼓に恩返しができた事は本当にうれしく思います。
 
今回の体験は自分にとって密かな自信と限りない反省の源になった事は確かだと思います。