HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

八丈考79シンガポールのご縁

今回のシンガポールの三宅太鼓ワークショップでは初日の夜、インテンシティブと称して

クラークキーにある日本料理屋さんでライブを行いました。

二回の出演で前半は地元テームで今回のワークショップ主催の「天鼓」の演奏、

それと八丈太鼓を、後半は三宅太鼓を演奏しました。

事前にどんな太鼓ができるのかやりたいのかメールで問い合わせがあり、

私は八丈か御諏訪太鼓、屋台囃子ならできそうと返信、その結果八丈太鼓をやる事になりました。

スリランカ滞在中にその件を八丈の先生にメールしたところ、以前シンガポールから親子三人で

八丈を習いに来た事があるとのこと、主宰者天鼓は日本人の女性と現地の旦那さんと息子さんの三人、

こりゃ本人に違いないと確認してみると奇しくもご当人でありました。

太鼓の世界は狭いとはいえ、なんたる偶然!これには関係者皆びっくりです。

そんなこんなでシンガポールに入った木曜の午後、稽古場におじゃまして八丈の打ち合わせを

二時間ほど行い、その場で構成を決めて本番に臨みました。

八丈は基本的に一対一なので下拍子と上拍子でテンポの配分と終わり方の確認をしておけば

初めての人でも何とかなります。

太鼓もいろいろやっておくとオモシロイ事に巡り会えるもんですねえ。

これも太鼓の縁、太鼓に感謝です。