スリランカの太鼓公演もいよいよ三日目、ニゴンボのジャパンスクールで行いました。
この日は10:00~12:00の予定で和太鼓とよさこいフル出演です。
和太鼓は深沢組、シンシア、合同チーム、それによさこいとのコラボを、
和太鼓は今回のテーマ曲「太鼓で話そう」を全員で演奏しその後子供たちにも打ってもらいました。
もちろん和太鼓に触れるのも見るのも初めての子供たちでしたが、
皆目を輝かせて一生懸命打ってくれました。
子供たちにはこうした参加型の演目が一番のようです。
ここはかつて日本のお坊さんの援助で学校を創られたそうですが、その方が亡くなり
援助も途絶えたようで、維持して行くのが相当たいへんなようです。
我々は単に演奏に行くのではなく、日本で使われなくなった学用品等を寄付、
その代わりに演奏の絵を子供たちに描いてもらいました。
子供たちの観察眼はすごいものがあり、たいへんすばらしい絵がたくさん集まりました。
まとまりましたらWEB展覧会を行おうと思っています。
最後は例の阿波踊りで締めくくり。
後日、お礼の挨拶に訪れた際、学校主宰者のお坊さんの話を聞く事ができましたが
皆で一緒に踊ったりするのは子供たちや先生に一番受けるとお話されておりました。
当日は子供たちや娘さんたちの返礼の踊りも披露され、両国の文化交流の一日となりました。
子供たちが披露してくれたキャンディアンダンス。
地元のダンサーと鼻の下を伸ばす団長
このジャパンスクールの公演がよさこいとの共演を含む今回の最大の山場でした。
即興の書とのコラボを担当しましたが、後ろを向いて大太鼓を打っているため、
書の進行状態がわかりません。当初の打ち合わせでは5分くらいという事だったので、
スマホをストップウォッチにして時間を見計らいながら打ちました。
6分半経過したのでそろそろよかろうと終わらせ、正面を向きましたがまだ書いている途中。
今度は正面を向いて締め太鼓を打ち、なんとかしのぎました。
これも舞台でぶっつけ本番だったので書との息が合いませんでした。
やはり舞台も場数を踏む事が必要かも知れません。
細かいところはうろいろありましたが、全体的には大成功の公演だったと思います。
太鼓が国際親善、交流の縁を創ってくれた事、関係したすべての方々に感謝いたします。
公のスケジュールはすべてこなし、
翌日はいよいよ日本人学校での太鼓寄贈式であります。
つづく