HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

川柳:地元の味

駅ビルに 地元の味は なかりけり
 
駅ビルや大型商業施設のレストランフロアは大手ナショナルチェーンしか入っていないケースが殆ど。
 
全国どこへ出かけても状況は似たりよったりではないでしょうか。
 
保証金や家賃の折り合いがつかず、地元の個店は入居できないのが実情のようです。
 
再開発で新しくなった商業施設には地権者として元々店を構えていた地元の店が入るケースはありますが、
 
それも隅の方へ追いやられたり、いつの間にか閉店していたり。
 
商売は創意工夫と顧客・商品第一として励まないとなかなか成り立っていきません。
 
駅前立地という立地商売に頼ってきたところは環境が変わることに対応できず閑古鳥が鳴く事に。
 
そういう意味では資本力、経営力、ブランド力のある大手ナショナルチェーンしか
 
新たに出店できないのは頷けます。
 
利用者側は安心してお店に入る事はできますが、
 
どこへ行っても金太郎飴のようなお店ばかりではつまらない。
 
特に旅先では駅ビルといえどもその土地ならではの味に巡り会いたいものです。