神宮前にあるお店、ラーメンホープ軒。
そこにバイクで駆けつけましたが、ホープ軒は大きな公園を挟んだ反対側にありました。
コンサートが終わって、ちょいと一走り、なんと34年ぶり。
学校卒業後勤めたデザイン会社が神宮前にあり、夜中にラーメンを食べに立ち寄った事がありました。
当時は椅子席があったようにも思いますが、今は立ち席のカウンターのみ。
記憶に残っているのはなみなみと注がれたスープには豚の背脂がたっぷり漂い、寒い冬の夜でも
スープがなかなか冷めなかったこと。
久しぶりに対面したラーメンは豚骨極太麺、今で言う横浜家系ラーメンでした。
当時は家系ラーメンとかの概念はなく、博多ラーメンも広まってはいなかった。
今ロンドンやニューヨークでは日本のラーメンがブレイクしているそうです。
日本発祥のラーメン文化はスシの次に海を渡り、海外の食文化に影響を与えるかも知れません。
(私としてはラーメンはすすって食べて欲しいですけんど)
30年以上同じ場所に同じ店が健在であるという事にとても喜ばしい気持ちになりました。
本来の商売はかくありなん、と思います。
海外でのラーメン文化もブームに終わらずぜひ定着して欲しいものです。