三宅の教室での稽古は太鼓を3台使うのが一番多い。
この三台、それぞれが個性的。
革の張り具合が硬い、中間、やや緩いの三種類。
硬い太鼓ははねかえりも強く、どうしても力で打つようになってしまう。
軟らかめはバチの動きが太鼓に吸収され、音を出すのが難しい。
硬めの太鼓より緩めの方が手首にはやさしい感じがする。
やはり中間の張り具合が打ちやすい。
面白い事にテンポが遅い時には緩めの太鼓が、テンポがあがる時は硬めの方が打ちやすい。
三宅はまず音が勝負、どうやら太鼓の個性によって音の出し方も変わるようだ。