HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:がんばろう!陸前高田 太鼓フェスティバル

がんばろう!陸前高田 太鼓フェスティバル
 
主催/日本太鼓協会・後援/さいたま市さいたま市教育委員会
7/18 さいたま新都心けやき広場にて開催
 
今回の震災で被災した陸前高田市は太鼓フェスティバルを30年続けておりました。
そんな市民を太鼓で応援しようとチャリティコンサートが開催されました。
会場で集められた義援金の贈呈も行われました。
 
幕開けは【和太鼓 破魔】 
東京は豊島区文京区を拠点に盆太鼓や組太鼓を得意とするようだが、今回は担ぎ桶が目立った構成。
担ぎ桶はその機動力、多彩なアピールで華やかな舞台が作れます。
据え置きの太鼓はどうしてもどっしり構えざるを得ないという宿命を持ちますね。
 
三宝会】 岩手鬼剣舞 三宅
高低を出す大太鼓を一人が両手で横打ち、それに合わせて面を被った踊り手二人が剣を持って舞う。なかなか見る機会がない郷土芸能を堪能。
惜しむらくは舞台下だったので見づらい部分があった事。
三宅は神着神輿太鼓の流れを組む創作太鼓。
三者三様のソロが見ごたえあり。
いつかどこかでまねしたい・・・。

庄野真代さん】、ボランティアで活躍
おなじみ、とんでイスタンブールの歌手
国境の無い音楽団理事、下北沢にcom.cafeというライブスペースがある。
 
【大太坊】
北原永氏主宰、長野の太鼓集団。
バチも長く太いものを使い、女性でも出す音は半端ではない。
転換の演出も工夫されており飽きる事がない。
以前にも見たけん玉の親玉みたいなもので大太鼓を打つパフォーマンスは面白かった。
 
【和太鼓 総】 房総の総
創作和太鼓の王道的集団。
勢いのあるのりのいい曲を披露、篠笛二管によるアンサンブルもよかった。
海外公演もこなしているとのこと、この手の団体は増えてきているので
どこか画期的な面を持たないと難しいかも。
 
鬼太鼓座】 1969年発足。走楽論
けん玉を使ったパフォーマンスは皆にうけてました。
この時にマイクのスイッチが入っておらず、座長があせっておりましたが
プロとしてはマイクのチェックはしておくべきかも。
大太鼓の打ち手がふんどしで登場した時は会場に声にならない声が漏れたような。
しかし、研ぎ澄まされた肉体から叩き出される音圧はさすがに凄いものでした。
 
大太鼓ソロ打ちもかなり一般化しましたが、太鼓を鳴らせる人はそうはいないようです。
プロでもその音圧の差ははっきりわかっちゃいますね。