HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:ビデオ審査

とある太鼓コンテストのビデオ審査に参加しました。
 
応募総数全部で三十数団体。
 
お昼をはさんで様々な団体、個人のビデオをずっと見続けました。
 
皆さん真剣な演奏で一生懸命さが伝わってきます。
 
曲はよくても手打ちになっていたり、見た目の構成がいまいちだったりの
 
演奏そのものに関するものは直接採点に関わります。
 
数多くのビデオを観て思ったこと、それは審査員の心証に関わるもの。
 
バチを落とすシーンが映っていたり、音が割れていたりの編集に関する不手際、
 
カメラの位置が遠すぎたり低すぎたり、手前の乱雑なものが映っていたりの画角構成、
 
画像が不鮮明なもの、他の演奏会場で会場のBGMが入っているもの、全体が見えないもの
 
等々、ビデオ審査用のビデオに気を配っていないと思える点がけっこうありました。
 
機材の差はいかんともしがたいのですが、鮮明な画像、クリアな音、整理された画面からは
 
演奏内容がよく伝わってきます。
 
 
全体を通して感じたことは、太鼓のグループも全国津々浦々にこれだけ数多く活動するようになり
 
その内容も似たり寄ったりのものも増え、連続してみているとどれも同じように見えてきます。
 
やはりどこか突き抜けないと印象に残らないのは事実。
 
曲自体も間を作らず打ち続けるものだととどれも同じように聞こえるし、太鼓だけの構成だとなおさらです。
 
以前から思っている左右対称にこだわる必要もまったくないのでは?
 
(我々もそうなのですが左右対称で全員で同じフレーズを打つ、これは新鮮ではありません。)
 
手打ちになっている人が一人でもいると観ている方は気持ち悪くなります。
 
コンテストに出る以上は全員が気持ちよく太鼓を鳴らしてくれるレベルが欲しい。
 
真剣に審査していくとどうしても厳しくなっちゃいますが、皆さん本当にいっしょうけんめいです。