シュルレアリスムについては
↓
国立新美術館公式ホームページ
↓
シュルレアリスムについては正直よくわからん、というのが感想です。
シュルレアリスム宣言のインフォメーションもありましたが、
一読してわかるにはあまりにも難解な文章であります。
それでも、絵や写真、彫刻を眺めていると、それらのバランスがとてもよい事に気付きます。
先日みた浮世絵も構図や色のバランスがとても優れていると感じましたがそれに通ずるものがありました。
アートに理屈はいらないという事でしょうか。
若い頃、黒い太陽というシュールレアリスムもどきの絵を描いた事を思い出しました。
あれはどこいったんだろう・・・。
訪れた時はまさに節電対策としてロビーの照明は消されていましたが
波打つ巨大なガラスのファサードを持つロビーはとても明るく、
自然光を採り入れる設計が功を奏していました。
建物内側はメンテナンスができるキャットウォークがあるのですが、
外部のガラス製の水平ルーバーとそれに邪魔をされるようなガラスはどうやって掃除をするのか、
その秘密がとっても知りたいところです。
エントランス付近の外側のガラスの汚れがちょっと気になりましたが、
まさか外側は掃除ができないという事はないでしょうね・・・。
空間自体はとても気持ちのよいものでしたが、トイレに行ってみると、そこは単なるトイレ。
当たり前といえばいえば当たり前なんですが、照明や空間に残念ながらなんの感動もありません。
映画館や劇場で、トイレに行ってそこだけ普通だととてもがっかりさせられたりします。
もうひとつ、とても驚いたのがミュージアムショップ。
天井が高く、そのために陳列されているグッズに照明がうまく配光できていません。
なんだか臨時のフリーマーケットの様相を呈していて、購買意欲が全然湧いてきません。
ミュージアムショップの主人公は商品である事がまったくおざなりにされていました。
残念な事です。