昨日の龍笛の稽古、わずかに二人。
二年前に習った「武徳楽」(ぶとくらく)をやりました。
教本の曲は大体二年でひと巡りなので、
以前習った曲には二年ぶりに出会える勘定になります。
一度やっているのと、以前かなり自習したおかげで一応吹く事はできました。
なにせ二人しかいないので、全体練習というより笛の極意(自分ではそう思った)
を伝授していただけた。
というよりは自分の吹き方のまずさを指摘していただいたというのが正しい。
リズムに乗るために、出だしをやはらかくふわっと。
次の瞬間、最初の拍に合わせるように息をぶつける、ぶわっと。
私の場合ははじめから強いというか、硬いというか、色気がないのだと思う。
この微妙な感じが生きた音になるのか、器械的な音になるのかの差なのかも
知れない、という何となくわかるようなわからないような微妙な感覚を感じれるのだが、
それが具体的にどうすればそうなるのかはまだ会得できていない。
道のりは遠いのう・・・。
この武徳楽、暗記しよ。