10/28(日)東京青山梅窓院ホールにて青山芸術祭の一環として、第一回創作和太鼓コンテストなるものが開催されました。
北は北海道、南は九州から全部で15チームの出演でした。
<創作和太鼓コンテスト雑感>
・・・それぞれのチームでの個性がいろいろあるもんですねえ。
●笛を主体に構成したところ
●長胴と締め太鼓オンリーのところ
●チャッパのみのリズムセクションのところ
●ドカン(リズム用の鉄管)と金属製のバチを使用のところ
●大太鼓の見せ場をアピールするところ
●曲の構成の巧みさが目に付くところ
●怒っているかのような迫力を前面に押し出すところ
●舞の要素を取り入れたところ
●衣装の表現に凝っているところ
●左右・前後の立体感を演出するところ・・・
<コンテストを通して感じたこと。>
全体を通して、斬新さがないと埋もれてしまうのだなあと。
どの団体も似たり寄ったり、メロディがないぶんだけ同じに聞こえてしまいがちな和太鼓のウィークポイントをどう解決するか。
コンテストでは印象に残るフレーズやテーマがはっきりしていることも重要なのかも知れません。
コンテストの趣旨は創作和太鼓なのだから、音をビジュアルで表現する手法があってもよいのかも知れないと思った。
逆に、聴かせる、見せる、舞台映えする音の演出やビジュアルプレゼンテーションを考えるのは和太鼓の魅力の一つなのかも知れないと。
しっかりした音を出せるのが基本であることは言うまでもありませんが。