クラシックの音楽番組を見ているとき、オーケストラの演奏者は譜面に集中していて指揮者の方は殆ど見ていないことに気付きました。
本番の時は指揮者いらないんじゃないかと思うほど。
その昔、テレビで指揮者なしでオーケストラが演奏する番組を見たこともありました。
本番では指揮者が指揮をした音楽はできあがっていて、指揮者なしでも演奏できるレベルになっているんじゃないかと思います。
練習を通して、指揮者はオーケストラの特徴や癖を見抜き、オーケストラ団員は指揮者の表現を理解していくんではないかと。
楽曲は譜面があるけれど、解釈は無限にあるものと思われます。
テンポや強弱、間合いなど譜面に書ききれてないものもあるのかと。
指揮者とオーケストラはお互いを行き来しながら音楽を作り上げていくものと思います。
ホールによっても音は異なるし、特質があるものと。
以前、和太鼓の演奏の時にも締め太鼓の音が上に行っちゃうホールがあったりしました。
和太鼓には基本的に指揮者はいません。
厳密に言うと演奏中にテンポのゆらぎ等が出ていますが、それが和太鼓らしい音になっていたりもします。