二人太鼓の練習時に、施設訪問時の太鼓演奏について話し合いを行いました。
相方は入居者に演奏で参加させたい、という希望があり、太鼓はそれができる楽器であると。
確かに太鼓はバチが握れれば奏でる事が可能です。
私は理想はそれぞれがソロ回しを行えるようになる事、と伝えました。
太鼓でなくてもどんな楽器だろうが手拍子でもよいので、自分なりのソロフレーズを作ってもらえたら最高です。
123□123□1234567□の16拍分のソロフレーズをそれぞれ考え、披露してもらう。
不得意な人もいるのでそういう人は337拍子でOK。
今やっている337太鼓体操の延長で337応援太鼓を演奏していますが、それにはソロ回しを必ず入れるようにしています。
今は2人しかいないのでソロの掛け合いとなっていますが、人数が多くなっても全員でソロ回ししてかまわないと考えています。
現に今、高校の和太鼓授業では23人のソロ回しをやって個性の発揚を促しています。
入居者の中には片手が不自由な人もいるので片手でも打てる太鼓、音が出せる楽器の研究は欠かせません。
使っているのは子供用のタンバリンなどで片手でも両手でも音を出す事ができます。
l比較的安価なので全員分揃えてもそう負担ではありません。
施設には10月訪問予定ですが、全員で太鼓体操(楽器を手に持ってやってもらってもよいかも)、続いて337拍子での音出し練習、最後に応援太鼓の演奏に合わせてを全員で音出し。
その後でソロの創り方を皆でやるのもよいかもです。
ソロ作りに興味を示したり関心を持ってくれたらしめたもの、参加者でありながら我々演奏側に立つ事が可能です。
そんな事をしながら施設が活動的になればよいなあと二人で話をしました。
残りの15分程八丈太鼓の練習をしてお開きとしました。