叩けば音の出る和太鼓ですがいきなりアドリブでソロはなかなか打てないものです。
アドリブは絶え間ない練習を積み重ねて初めて自在に打てるようになるものだと思います。
ソロの基本はまずはテンポを感じる事ではないかと。
テンポに乗る事を「テンポ勘」と表現する事にします。
時計でもいいし、メトロノームでもいいのでテンポを正確に刻むもの従ってテンポ勘を養う練習方法を考えてみました。
まずは自分でカウントをしてみる。
1⃣2342⃣2343⃣2344⃣234をワンクールとして口に出して言ってみます。
そうしながら1⃣2342⃣2343⃣2344⃣234の1⃣2⃣3⃣4⃣のところで手を叩いてもいいし、体を沈めてもよいし、正しいカウントを体で感じてみるという事をやります。
次に太鼓で1・・・2・・・3・・・4・・・とカウントしながら頭出しを打ってみる。
しばらく続けて一定のテンポ感が体や耳に入った時点で12・・2・・・3234・23・というようにカウントのところを打ったり抜かしたりしてみる。
複数人数で同時にやってもいいし一人ずつ回してもいいです。
できなくて当たり前、要点は、深刻にならず、音に乗って音を楽しむ事。
音を楽しむ=音楽になり、それがアドリブの楽しさにつながります。
かつて太鼓のワークショップで小学校を訪れた時、和太鼓は世界一丈夫な楽器、をアピールするために太鼓の上に乗ったことがあります。
太鼓にノッテ楽しむ、というパフォーマンスでこれをやるのもよいかもです。