HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

自分昔話3

昔の話2の銀座のお店、今営業しているかどうかが不明でその安否が気遣われますが、記憶を辿って赤坂で手掛けたバーを検索してみました。

 

こちらはいまだに営業しているようです。

赤坂のこじゃれたビルの地下にあり、裏路地からのアプローチが隠れ家的です。

お店の名前はミスターグッドバー。

ミスターグッドバーを探して、という退廃的な映画がありましたがそれには一切関係ありません。

オーナーはミスターポニーという飲食店も数店展開されていましたが、そちらは検索に引っかかってこないので閉められたのかも知れません。

マークの馬の蹄鉄とシルクハットにステッキはミスターポニーの名残。

 

エントランス。

すりガラスはそれとなく店内の雰囲気を伝え、店名の部分は透明なので中の様子をうかがう事ができます。

地下のバーという立地、扉が閉まっていても入りにくさを軽減するための工夫です。

手前には防火扉が設置されていて、その色気の無さが困りものでした。

 

店内は幅広のカウンターと数台の椅子テーブル席。

赤を基調にまとめました。ちょっとした異空間を味わってもらいたいのと、この頃はなにせ赤が好きでした・・・。

壁面にはレコードジャケット、この頃はLED照明は出現しておらず、蛍光灯とハロゲンランプによる光の演出手法のみ。

カウンターは真っすぐではなく、あえて折り曲がっています。

これはオーナーの長年の経験から生まれたノウハウで、コーナーがいくつもあるので1~3人、時には4人のお客さんにとっても居心地がよい空間になります。

真っすぐなカウンターだと皆真っすぐの目線になり、お互い会話しにくい。

 

これは今の太鼓にも結び付くもので、太鼓の配置が真っすぐだとお互いのコミュニケーションが生まれにくくなります。

Vの字やWの字に配するとアイコンタクトしやすくなります。

 

このお店も何十年も営業が続いているのがわかりうれしい限りです。

 

車で動く事が殆どなのでちょっと寄る機会がありませんが、訪ねてみたいです。