HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:雑種の強み

我々のサークルは御諏訪太鼓に端を発していますが、いま現在の指導者は4人目、御諏訪出身ではありません。
 
今までそれぞれの指導者に曲を提供してもらっていますが、大きく分けて流れは四つ、元々の御諏訪の曲、
 
お世話になっている深沢高校顧問の曲、初の指導者ヒロノブさんの曲、そして現在のチヨゾノさんの曲。
 
やはりそれぞれに特徴があり、傾向・個性も違います。
 
最近youtubeで太鼓のネットサーフィンをしたおり、海外で演奏する太鼓団体の動画がありました。
 
今時珍しく全員男で力強い演奏、パワフルな音、走るようなテンポ、力強い演奏、揃い打ち、息をつかせない演奏、
 
力強い演奏・・・。
 
団体の個性なんでしょうが曲の基本になる地打ちのすべてがドコドコの8/8拍子、生で見ていればその迫力に
 
圧倒されるのでしょうが動画で見聞きしている分には飽きてしまいます。
 
恐らく指導者(作曲者)が一人で引っ張っているものと思われますが、これは純血種の弱みだと思います。
 
かつてテーマレストランの企画の仕事をした時に、オーナーの会社はさるアルコールメーカー、
 
提供できるアルコールが自社系列のもののみという条件がいやが応でも課されてしまい、
 
あらゆるアルコールを楽しみたいお客さんにとっては魅力半減のお店です。
 
独立系のお店はその縛りがなく世界中の魅力的なアルコールを揃える事が可能で、
 
お客さんは自分の好みのお酒を嗜む事ができる魅力的なものになります。
 
旅館などでよく○○づくし、という料理が提供されたりしますが、調理法には感心するけれどほんとは
 
いろんな素材のものを賞味してみたい、と思ってしまいます。
 
それぞれの太鼓に個性はあって然るべきと思いますが、同じような味付けばかりでは辟易されてしまいます。
 
海のものとも山のものともわからないものがとっても魅力的だったりする事もあるかも(笑)。