HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

スリランカ:スリランカでカツ丼

スリランカは今回で4回目の訪問。
ひょんな事からスリランカに行く事になり
今まで自分がやっている太鼓を活かせないかを考えたとき
スリランカとの縁が深まる結果となりました。

ニゴンボからコロンボへ行く途中、2013年に大きなショッピングセンターがオープン、
前回ちらっと立ち寄ったのですが二階にフードコートがありそこに日本食の店があったのです。
カレーの国、スリランカに日本式のカレーやカツカレー、カツ丼で真っ向勝負、
しかしその時は食事をする機会がなく、いつかはここでスリランカの和食を、と思っておりました。
今回は日本人学校への太鼓の講習へ向かう途中、念願の日本食体験を!
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昼前に到着、スリランカの昼食時間はちょっと遅めのため、ほんの数組のお客さんしかいません。
ハンバーガー、イタリアン、中華、インド、当然スリランカの各国料理のブースが営業。
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さてお目当ての日本食、日本・・・
あれ?確かここにあったよなあ、
シャッター閉まってるけど、まだオープンしてないのか?

隣の中華屋のおにいちゃんに聞いてみるとなななんとクローズしたとか。
うはあ、やっぱり日本食はまだまだ受け入れられないんだ・・・。
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残念ですがカツ丼を口にする前に店がなくなっちゃいました。
仕方が無いので隣のチャイニーズで食事。
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サンプルはどれももの凄いボリューム。
一人前か?と聞くと2~3人前のファミリーサイズとの事、そうだよねえ、
スリランカ人は結構大食いですが、これはデカ過ぎ。
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オーダーしたのはチャプスイ、出て来たのがこれ。
スリランカの卵は日本のそれと違って黄身が文字通り黄色い。
日本の卵は消費者の好みに合わせてかなりいじってあるようですよ。
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お味の方はスリランカの中華でした。
ケチャップ風味の焼きそばといった感じ。
他の中華料理専門店にも数回行きましたが本格中華ではなく中華風スリランカ料理という感じです。
当人は中国語をしゃべっているつもりだけれど
中国語になじみがある日本人にはスリランカの言葉にしか聞こえない、
みたいなスリランカの訛りが強い中国料理・・・。

一人前といってもやはりすごいボリューム、お腹は大満足です。

食事が終わって記念撮影。
スリランカの人々は写真に撮られるのが大好きです。
写真を、というと仕込みの手を止めて全員集合!
左がどうやらオーナーらしき人物で隣の日本食がつぶれたと話してくれたおにいちゃん。
後ろは中華の作り手たち。

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という事で、スリランカのカツ丼を食らうという長年の夢(?)は見事についえてしまいました。

スリランカは約4年前まで内戦状態だったため外食産業が発達していない印象があります。
観光もこれから、という感じでまだまだ未整備、今後日本人をはじめ世界の観光客が増えれば
それに対応して各国料理も楽しめるようになって行く事でしょう。

マレーシアやシンガポールと比べると、食の楽しみがカレーのみという選択肢の狭さは
ちょっと物足りませんがカレー好きにとっては天国かも。

そう考えると日本はありとあらゆる食が楽しめるゼイタクな国だと思います。
下町の食堂でも和・洋・中は当たり前、
ラーメンだけでもさまざまなお店がひしめきあってます。
寿司にてんぷら、うどんそば、おでんに焼き鳥、
本格中華から韓国、モンゴル、ネパール、インド、タイ、ベトナムカンボジア
フレンチ、イタリアン、スペイン、ベルギーにドイツ、ロシア、
エジプトにモロッコエチオピア
レバノン、トルコにイラン、ハンガリー、ブラジル、メキシコ、ペルー、
インドネシアシンガポールにマレーシア、もちろんスリランカも・・・。
思いつくだけでもこれだけのレストランがあり、飲食店街がどこにでもあります。
(イギリス料理、オーストラリア料理ってえのはとんと聞きません)

こうしてみると日本てスゴイ。
ああ、カツ丼食べてみたかったなあ・・・。