パリオリンピックの開会式、テレビで観ましたが、なんか退屈でありました。
もったいぶった演出だらけで、ショー化したショーもないものだったような印象。
聖火リレーも点灯式もなんだかな―という感じ。
難病と闘うセリーヌ・ディオンが登場しましたが、個人の闘いか人類の闘いか判然としませりーぬ。
華やかな開会式に浮かれる景色をウクライナやイスラエルの悲惨な戦下にある人々は、どういう気持ちで眺めているんでしょう。
平和なスポーツの祭典に戦争の影は落として欲しくありませんが、戦争はあまりにも悲惨。
会場になるコンコルド広場もフランス革命の処刑場で、ギロチンによって無数の人々の血が流されたところ。
フランス国歌のラ・マルセイーズの歌詞にも血祭りに上げろという内容があり、血の気の多いフランス人気質が伝わります。
昔、パリを訪れた時、朝に街を散歩すると犬の糞だらけだった事に閉口しました。
日本では飼い主がきちんと処理をするのが当たり前となってますが、今のパリはどうなんでしょ?