HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

核兵器禁止条約

核兵器禁止条約が1月22日の今日発効となりました。

  • あらゆる核兵器の使用から生ずる壊滅的で非人道的な結末を深く憂慮
  • いかなる場合にも核兵器が再び使用されないことを保証する唯一の方法として,核兵器完全に廃絶することが必要
  • 核軍備の縮小が倫理上必要不可欠であること並びに国家安全保障上及び集団安全保障上の利益の双方に資する
  • 最上位の国際的な公益である核兵器のない世界を達成し及び維持
  • あらゆる核兵器の使用は,武力紛争の際に適用される国際法の諸規則,特に国際人道法の諸原則及び諸規則に反する
  • 1946年1月24日に採択された国際連合総会の最初の決議[32]及び核兵器の廃絶を要請するその後の決議を想起
  • 法的拘束力のある核兵器の禁止
  • この条約のいかなる規定も,無差別に平和的目的のための原子力の研究,生産及び利用を発展させることについての締約国の奪い得ない権利に影響を及ぼすものと解してはならない
  • 全ての側面における平和及び軍備の縮小に関する教育並びに現在及び将来の世代に対する核兵器の危険及び結末についての意識を高めることの重要性

whikipediaより

 

世界51か国が批准していますが、核兵器保有アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、北朝鮮、インド、パキスタンは参加しておらず、唯一戦争での被爆国としてその悲惨さを体験しているにもかかわらず日本は不参加。

 

日本は率先して核兵器廃絶を世界に発信すべき国なんですが、核の傘の下にあるために声を上げる事はままならないようです。

 

核抑止力とは、核兵器を使ったら必ず報復するからな、だから馬鹿な真似はよせよ、というのが基本です。

 

皆でお互いの頭に銃を突きつけ合って、撃ったら撃つぞ、と脅しあって、それが平和と勘違いをしているようにしか思えません。

 

地球を何回も壊滅させるほどの核兵器を溜め込んで、それゆえに平和が保たれていると言い放つ核保有国。その構造に甘んじる日本、その他の国々。

 

条約を批准している51か国は核兵器を持たない(持てないか?)平和な弱小国が多い。

日本政府はアメリカの手前、核保有国を巻き込んでの運動につながらないのなら非参加と歯切れの悪い答弁をしているだけで、どう巻き込むか真剣で具体的な実行計画は表明しておりません。おそらくその気もないのでは?

 

核兵器が使われたら破滅、という現実を各国の首長をヒロシマナガサキに招待して実感してもらう、首長だけではなく世界中の人々に核兵器の悲惨さを啓蒙する立場にあると思います。