本日は終戦記念日。
忌まわしい戦争が終わって73年、耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、
実質的に8月15日以降の大規模な戦闘は止んだそうです。
この決断がもっと早ければ日本への原爆投下は避けられたかも知れません。
先の玉音放送の中には「かの敵は新たに残虐なる爆弾を使用して」と原爆の事に触れています。
玉音盤については日本のいちばん長い日という映画にも描かれていますが、
徹底抗戦を主張する一部の陸軍軍人によって玉音放送を阻止しようとするクーデターの動きが
ありましたが、失敗に終わりました。
放送内容も聞けるようになっています。
しかし、殆どの国民がそうであったように何を言っているのかさっぱりわかりません。
多大なる犠牲を生んだ大戦を経て、今、日本は平和を謳歌しています。
お隣の朝鮮半島はまだ停戦中という事で戦争状態が続いていますし、
シリアやアフガニスタンでは内戦で国土がボロボロになっています。
平和を守るための軍備、お金もかかります。
昔から平和はタダで与えられるものではなさそうです。
悲惨な過去からの教訓は二度と戦争はしてはならないという事。
その戦争をさせないための軍事力は必要?
アメリカの、自衛のための銃を持つ権利に通じるようなところがあるかも知れません。
武装していれば相手も容易に攻めてこないだろうという論理です。
この延長線上に核武装がある訳であります。
果たして、人類はそこに膨大な資金とエネルギーを注ぎ込んで来ました。
軍事産業も世界の経済活性化の大きな営みの一つ、平和は決してタダじゃないという事でしょうか。