HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

俳句:原爆忌

 73年 黙祷に 蝉時雨 

73年前の8月6日、今日と同じく月曜日、広島上空に原爆が炸裂しました。

73年前の被爆後の夜のことを想像するだに恐ろしいことです。

街に響いていた蝉時雨の音は途絶え、

人々のうめき声がそこここに充満していたに違いありません。

核の傘の下にいることだけが安全と考える日本政府、
核の傘=キノコ雲にも思えるんですが)

戦争による唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約に知らんぷりを決めこみ、

世界からは失望の声が。

北朝鮮の核ばかり脚光を浴びていますが

地球上には1万数千発の核爆弾が存在し、

いつでも広島長崎の惨状の再現はおろか、地球滅亡の悪夢が展開される状況です。

愚かなり人類。

 原爆忌 己の影と 語りたる