この目で見たにゃ。
この目で見たんだから間違いないっ!というのはよくあるテレビドラマの台詞。
しか~し、人は見間違いという事もよくやります。
思い込みや錯覚、見たものが絶対正しいというわけでもありません。
先日、チコちゃんに叱られるで金縛りの事をやっていました。
金縛りにあったという人は散見しますが、実はあれは夢なんだそうな。
夜中にふと目が覚めると何か息苦しい。
手足が動かず声も出せない。部屋の闇には何かの気配を感じてオソロシイ体験をしたと。
でもこれ、ふと目覚める夢を見ているんだそうな。
脳が覚醒をしている時、いわゆるレム睡眠の時は体が眠っているため体が動かせずまさに金縛り状態、まさか自分が夢の中で起きているとわからないのでそれが現実のものと思ってしまう。
幽霊や化け物も、びくびくした精神状態の時に見たと思い込んでしまうのではないかと。そういう人たちを霊感が強いとか言っているのではないかと思う次第。
人の顔を顔として認識しているのは脳の処理によるものなんだそうな。
壁のシミが顔に見えてくるのも脳の錯覚によるもの、霊感とは関係ないもののようです。
今まで悪霊に憑りつかれて命を落としたという例は見聞きした事がありません。
それよりも生身の人間に殺された人の何と多い事か。
悪霊より人の方がよっぽどオソロシイです。
ま、国会議事堂は人を喰ったような魑魅魍魎、妖怪の類が多数生息する伏魔殿である事は確かなようですが・・・。