HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

大風呂敷

大型モニターとノートPCを駆使して和太鼓の指導ができないか大風呂敷を広げています。

息子が使っていた24インチの液晶モニターをとりあえず利用しようと奮闘してみましたが、これが電源が入ったり入らなかったりのジャンク品に近いシロモノ、ちょっと安定性に欠けます。

 

とりあえず車に積んで移動するために大きな袋を入手しようと考えました。

そこで思いついたのが大風呂敷です。

風呂敷はモノの大きさに関係なく変幻自在、持ち運び用の取っ手も作れちゃうし、包むモノを多少なりとも保護してくれます。

 

さっそくアマゾンで検索してみましたが、新品は数千円するものでした。

そこでヤフオクで調べると1,5m四方の大風呂敷が出品されていて価格も300円。

 

さいわい入札者はゼロ、いつもの通り締め切りギリギリまで粘って送料を入れて600円そこそこでゲットする事に成功しました。

 

届いたモノはかなりくたびれて汚れもありましたが、私は中古だろうが多少難ありだろうが機能を満たしていればOKなのでノープロブレムです。

ま、新しいものはいつか古くなるわけで、中古でもあまり気になりません。

 

大風呂敷は思った通り使い勝手抜群で、単体で包んで運ぶ事はもとより小型キャリアに直接結び付ける事ができるので固定用のゴムバンドが不要になりました。

 

全くもって風呂敷の素晴らしさを再確認するに至りました。

 

風呂敷の起源をちょこっと調べてみました。

 

何と正倉院に風呂敷が遺されており、シルクロードを通って日本に運ばれて来たようです。当時は文物を包んで保管するために使われていたようです。

 

風呂敷の語源としては、古来の風呂は蒸し風呂で、すのこの上に敷いた布をして風呂敷と呼んだとか。また風呂に入るために脱いだ服を包むのに使われたという事です。

 

江戸時代になると木綿の布が一般化し、風呂に行くのに着替えを包んだり、脱いだ服を包んでおくのに利用されたそうです。

 

レジ袋が有料化され、風呂敷が見直されているとか、包むモノによって千変万化する忍者のようなバッグ、日本の包む文化がもっと世界に発信されてもよいように思います。