HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本人の探求心

日本の食は世界に冠たる地位を築いているようにも思えます。

和食は世界文化遺産に登録され、ラーメンは今や世界食になった感があります。

日本にはうまいものがあふれており、寿司、天ぷら、うなぎは言うに及ばず、うどん蕎麦、その他の麺類などの和食、日本食にとどまらず中華や洋食に至るまで日本発のうまいものはたくさんあります。

食だけではなく、日本酒やウィスキー、ワインなどの酒類も世界が認める品質のもを送り出すようになりました。

 

ま、食へのこだわりはいい意味で偏執狂的なものがあり、日々味の探求を怠らないようです。

 

昔はシナソバといわれ、日本蕎麦屋で提供されていたラーメン、中華そばとして一般化して行きました。

 

北海道の味噌ラーメンや九州のとんこつラーメンの歴史も紐解いて見ると日本の食の文化の一端がわかるかもしれません。

 

そんな中華そばが日本独自の発展を遂げ、世界が認める食に成りました。

以前は魚介豚骨スープはなく、新たに発明されたものでしょう。

そういうスープと麺のマッチング、これも膨大な研究時間があったと思われます。

日本人の飽くなき食への探求心、おそるべし。

一時期は複雑なこってりスープがもてはやされていましたが、あっさり系に戻ってみたり、好みも時代によって変遷するものと。

究極は、和食の特色でもある素材を活かしたシンプルなものが生き残るような気もいたします。