HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

本番舞台

埼玉の指導チームの太鼓演奏がありました。

本番の舞台はとてもよい出来だったと思います。

 

 

1曲目の「たっぽ」は自分たちの解釈で構成も自分たちで考えたものを披露。

願わくばもう少しストーリー性をはっきり打ち出す、打つ順番のアピールをわかりやすく、ユーモアの要素をもっと盛り込む、揃った踊りを入れる等で強化するとチームカラーがはっきり出てきて印象に残ると思います。

以前は最後に一人抜け二人抜け、最後は一人になって無理やり引っ張られて退場する演出になっていましたが、その方がよいように思います。

 

2曲目、「ぶちあわせ」は太鼓の配置は逆ハの字にしたほうが舞台が中央に集約されて見やすくなると思われます。

向かい合わせの時の打ち手の前後の動き、三角回しの上下の躍動感が欲しい。もっと掛け声が必要。

 

3曲目「黎明」、舞台では初披露となりますが、全員がもっとシンクロしてくると曲の魅力度もあがると思います。

少し新しさを感じる曲に仕上がったと思いますが、動きやソロを入れたり、笛のパートを足したりとまだ発展の余地はありそうです。

 

4曲目「山呼」(さんこ)。

この曲を演奏する団体は多く存在します。

ゲリラと呼ばれる打ち回し、ABCありますが、特にCパートは難易度が高く、打ちこなせていないのが如実にわかってしまいます。

打てない人は本番では無理せず、トコトコの地打ちだけで対応した方がよさそうです。

打てずに未完成のまま披露するのはあまり感心しません。

 

全体的に見ると、全員で打つシーンが殆どで、やはり一人一人の個性を発揮する部分が欲しいところです。

全員で打つとどうしてもカタチを揃える事に重点が移ってしまいがち。

揃える事も必要に思いますが、身体的に腕が上がらない人もおり、揃えられないという現実もあったりします。

 

当分演奏はないようなので、練習期間に入ります。

各自が自分の演奏の動画を観て、クセをつかみ改善して行くのもとてもいい練習になると思います。