世田谷区民祭りの直前練習を太鼓スタジオを借りて行いました。
演奏曲目はいつもながらの「神楽」と「感謝」。
ここのところ殆どこの二曲しかやっていません。
感謝は歴史の長い曲なので、皆さん問題なく打てています。
神楽を何回かやりましたが、演奏日前日というのに改善点がたくさん出ました。
直前のコンディションとしてはよろしくない傾向です。
まずは始まる前の座り方、蹲踞(そんきょ)の姿勢と行っていますが片膝をついて
バチは床に突き立てるようにします。
これが左膝をつくのか右膝なのかバラバラ、とりあえず左膝をつくように統一しましょう!と
言うと、私は右膝の方が自然なので今までそうしてきた、とかのたまう人がいます。
個人のやりやすい方で、とも言いだす始末、それは舞台を知らなさ過ぎ、
演奏前から姿勢がバラバラなのはそのチームのレベルがバラバラなのを公表しているようなもの、
膝が悪いとか止むを得ぬ事情がある場合を除き、待ちの姿勢は統一します!で揃えました。
また全体の話をしている時に、下拍子のパートで二人で打ち方の話をしているので嗜めました。
これは全体練習に集中していない証拠で、チームとしてはアウトです。
また話をしている時に音を出す人もいたりで、この辺の気構えから直して欲しいところです。
神楽は手を交差して打つ場面がありますが、その動きが一人だけ違っているのをある人が指摘、
指摘された方は素直に修正しようとせず、何かと理屈をこねて抵抗します。
確かに御諏訪太鼓は全員の姿をビシッと揃えることは至上命題とせず、結構自由度の高いスタイル、
それから言うとそれぞれ振りが違っていても良いのですが、できる事ならなるべく揃えた方が
演奏が美しく見えると思われるのでほぼ強制的に揃える事にしました。
チームは年齢層が高いので皆さんあまり素直ではありません。
長くやってきたんだぞと言うプライドがあるのかも知れませんが、人の言う事を素直に聞かない、
あまり言うとすねて、もうやらないとか、できないと他の人に代わって欲しいとか言い出す。
まずはその辺の気の持ちようを改善しない事には皆に影響してしまい
楽しい演奏はできないのですが、演奏日前日になってこれはちょっと悲しい状況です。
全員前向きの気持ちで太鼓に向き合って欲しいところです。
後、リズムの要にいる人がタッカタッカがいつのまにかタカッタカッになってしまう。
この人にはだいぶ前からそれを指摘し、本人も自覚しているのに改善しません。
改善しようとした努力の跡が見れないのはとても残念です。
普通だったらできない自分が悔しいとか、情けない、という思いから人一倍練習すると思うのですが
どうも練習に来た時しかやっていないのではと思われるフシがあります。
本人は努力しているのかも知れませんが、結果に表れず演奏全体に影響が出ているのはいただけません。
とにかく前向き、前向きになって欲しい〜〜。