今回で41回目を迎えた世田谷区民祭り、昨日は夕方から太鼓の舞台があるので観に行きました。
世田谷に縁がある各地からの太鼓団体や地元の太鼓団体が舞台に上がっていました。
これは!と言う内容の演奏は残念ながらありませんでした。
八丈島からも八丈太鼓が参加していましたが、期待していただけにちょっと残念な内容。
演奏後のインタビューで、本日は調子悪かった・・・と本人もおっしゃっていました(笑)。
他の団体で太鼓を撫でるようにしてソフトな音を出しているところがありましたが
すごい音ばかり聴いている昨今、このソフトな音作りは逆に新鮮でした。
ああ、太鼓からはこんなに優しい音も出るんだ!と新発見!?
これは曲作りの上でプラスになるかも知れません。
団体によって当然個性がありますが、その個性色が固定化する傾向もあるようで
その結果、たとえ3曲演奏してもどれも一緒に見えてしまったりします。
どうしても音作りや仕草などが似通ってしまい、曲同士の差別化ができていない印象です。
その団体らしい、とはいえますが、もっと色々なバリエーションがあっても良いかなと感じます。
宮古島から参加ののエイサーも見ることができましたが、
太鼓を打つときバチをかえしてきちんと音を出していたり
皆の動きがビシッと揃っていて、集団の舞台の一つのありようが観て取れました。
女性の踊り手が一人舞台の中央に出て来ましたが、その衣装の美しい事!
黄色の紅型染めの衣装に紫のハチマキを長く垂らした姿は息を飲みます。
最後は簡単な踊りをレクチャーしてくれ、皆で踊ると言う参加型の舞台でした。
久しぶりの演奏会、いろいろ勉強になります。