HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

太鼓:温故知新

我々のチームの10周年記念公演の動画を見直してみました。

今から8年前のものになりますが、当時は会員も多く、25〜6名いたように思います。

持ち曲も多く、9曲、今では廃盤同様の曲も当時は立派に演奏しています。

自分たちで編曲したものもあり、改めてみてみるととても良い感じです。

篠笛も四重奏をしていたり、つなぎでチャッパでの演出を入れたり、

途中楽器の紹介までしています。

中でも印象的なのは「天地人」という曲、これは男衆三人のために当時の指導者が

断片的に作ってくれたものを自分たちで肉付けしたものです。

テーマとなる三種類のフレーズを三人の男が太鼓3台を使い、思わせぶりに打つというもの。

笛による入りにドラが絡んで始まり、三台の太鼓の絡みがとても印象的です。

締め太鼓4人による座奏があったり、ただ太鼓を打つのではなく観て楽しむ構成に仕上がっています。

当時は曲をまとめる力がなかったため、盛り上がりに欠ける展開のまま曲が終わっていますが

きちんと仕上げればとてもいい曲になりそうです。

いやはや当時こんなハイレベルの事をやっていたとは驚きです。

本当に気の合う仲間がいたらとことん追求するんでしょうが、今のメンバーでは難しい気がします。

この動画を見ると、ただ太鼓を打つのではなく、動きや構成で魅せることがいかに重要かを

再認識します。

うーん、自分のチームを持ちたいところです。