先日同年代(高齢者)と雑談をしている時、その人は死ぬのがコワイと言っていました。
死は何も残らない、それを考えると怖いのだと。
私は死ぬことは自然な事、当然の事なので死への恐怖は感じないと話しました。
確かにこどもの頃は自分が無くなってしまう事に抵抗感がありました。
こういう恐怖から逃れるため、あの世の存在や輪廻転生、復活などを人々は考え出したのではないかと思う次第。
無になる恐怖。
でもよく考えたら自分がこの世に生を受ける前も無だったのではないのかと。
生物学的には母親に作られた卵子に父親の精子がたまたま受精してこの世に自分の命が個別に生まれたのではないかと思います。
元々はなんもなかった・・・。
生まれ変わる事もないかと。
原子レベルだと肉体を構成していた元素はまた新しい生命に組み込まれるのでしょうが、それに前世の記憶があるとも思えません。
死は生前の無の状態になる極々自然な営みかと。
前世や来世は死への恐怖から逃れるため、頭のいい人類が捏造したのではないかと思います。
死なないと 天国地獄は 行けないよ