HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

歌舞伎に思う

江戸時代大衆演劇として人気を博した歌舞伎、時の権力者を風刺するという芸当をやってのけています。

江戸庶民の反骨精神を反映していたと思われます。

 

現代の歌舞伎にはそれがありません。

伝統芸能として国の庇護を受けている側としては政治を持ち込むのはタブーなのかも知れません。

 

歌舞伎だけではなく、ショービジネスやお笑いの世界でも風刺精神は絶滅したかのような印象を受けます。

 

時の権力者に逆らわない逆らえない、なんだかジャニー喜多川の世界観に通じるものもあるような。

 

権力と忖度、アベ政治を象徴する悪しき世界観、風刺精神を発揮する歌舞伎役者の登場を願うばかりです。