HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

またですか

関東大震災の混乱の中、朝鮮人が襲ってくるというデマが流布され、自警団が組織されて朝鮮人虐殺が行われた。これは歴史的事実なのに、松野官房長官は政府内には事実関係を把握する記録は見当たらないと記者団に語っている。

政権にとって都合の悪い事は知らぬ存ぜぬで押し通しちゃう悪癖ですよ。

フェイクニュースがまかり通る昨今、なぜデマが流されたのか、人々の不安を煽ったのは何か、なぜ一般市民が凶暴化したのか、を真摯に分析し再発防止に手を打つのが政府のやる事ではないのかえ?

例によって、私の記憶にはございません、と同じ手で逃げおうそうとしとります。この手法はアベ政治の作った負の遺産でっせ。

 

震災当時、自警団は人々をつかまえては「五十五円五十銭」と言わせたそうな。

朝鮮人は「ゴジュウゴエンゴジュッセン」の発音ができず、「コジュゴエン・・・」となるので、言葉遣いがおぼつかない人はその場で叩き殺されたとの事。

 

日頃から朝鮮人を差別してきた日本人は世の中が滅茶苦茶になった今、その仕返しをされるという恐怖を感じたに違いアリマセン。

無知と偏見が生み出す異質なものへの畏怖、異質なものは排除してしまえという集団心理、社会不安の中真偽の見境がつけられなくなった大衆。

現代はSNSという道具を介して嘘が拡散されて行く時代。

ま、政府が自己保全のためいけしゃあしゃあとウソをついているわけですから日本国民はかわいそうなもんです。

ここはひとつ、デマでも流して政権交代を期待しますか・・・。

ウソはいけんよ。