プーチンロシアのウクライナに対する特殊軍事作戦が実行され、主権国の領土が侵略される状態が起きている中、羽鳥慎一モーニングショーに出演していた半田滋氏の解説がとても明快だと感じました。
半田滋氏紹介:
半田 滋 Handa Shigeru | 現代ビジネス (ismedia.jp)
この時期オホーツク海でロシア海軍が軍事演習を行ったことに敏感に反応する(フリをする)人たちもいて、ロシアが即、日本侵攻するんではないかといたずらに不安を煽ったりしますが、この軍事演習は毎年やっている恒例行事なんだそうで今に始まった事ではなく、落ち着いて対処すべきと。
また北朝鮮が盛んにミサイルを打ち放しているのも日本に侵攻する意図があっての事ではなく、イラクの二の舞になりたくないから対アメリカに対する示威行為なんだと。
確かに湾岸戦争の時、アメリカは大ウソをついてイラクに攻め入り、武力でフセイン政権を打倒しました。
詐欺の手口の王道として、まずは相手を動揺させて正常な判断ができない状況に追い込む、というのがあります。
ウクライナの惨状につけこんで目の前の脅威に備えるという名目で防衛費を倍増させようとする政府自民党、それこそ明解な解説が不可欠でしょう。
もういい加減口先ばかりの「丁寧な説明を果たす」という言に騙されてはいけませんゾ。
そう言えば「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」という言葉に置き換えてそのための装備に税金をつぎ込もうとしています。
これはかつて大本営が退却を転進、全滅を玉砕に置き換えたのと同じ構造ではないかい?
身に迫る危機は感情ではなく理性で対応して欲しいものです。