HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

商店街残照

所用で小岩を訪れました。

駅前は再開発進行中で商店街はシャッター街状態に。

そんな中の一枚。

どことなく哀愁が漂い、そう長くはない将来に姿を消す事が予想される光景。時間と共に失われる街並みを記録しておきたい気分で写真に収めました。

 

よくよく見てみると、化粧品店の看板は古い看板を裏返して再生しているようです。

解読して見るに「公文式○○北口教室」(○○は解読不能)という文字が判別できました。

 

人々の生活を支える商店、その商店が集まってパワーを発揮した商店街。

時代と共に移り変わり生活様式の変化とともに栄枯盛衰があるようです。

絶滅危惧種に指定されているであろう個人商店の時計屋、眼鏡屋、家具屋、寝具屋、写真屋、乾物屋、etc。

商店街も歯抜け状態になってくるとマスの集客パワーが発揮できず客が減ると閉店という悪循環を繰り返し衰退して行きます。

 

商店街が元気なころは同じ業種が複数あって競争したり、客も自分の贔屓の店を決めていたりで活気がありました。

魚屋、肉屋、八百屋はそれぞれ2店3店あったものです。

店同士の競争が生まれ、切磋琢磨していたように思います。

競争がなくなると店主の緊張感もなくなり、惰性営業、店の魅力もなくなって客あしが遠のく、個人商店の営業努力の欠如も商店街衰退の一因かも知れません。

 

日本という国の経営もおんなじ、パリで浮かれ研修を平然と行うような緊張感のない政治家を選んでいるようでは経営に失敗するんでは?