HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

ハロウィンの夜

29日ハロウィンの夜、韓国の首都ソウルの繁華街梨泰院に集まった人々が将棋倒しになり外国人を含む154人が死亡という事故が起こりました。

かつてはアメリカのハロウィンの夜、見知らぬ民家を尋ねた日本人学生が銃で撃ち殺されたという事件もありました。Freez!(止まれ)という言葉を解せなかったゆえの悲劇でありました。

日本でハロウィンがいつ頃から定着したのかわかりませんが、仕掛けられた商売向けのイベントがお祭り好きの日本人に受け入れられたというかっこうでしょうか。

 

群衆の圧力はすさまじいものがあり、個人で抗うのは不可能。

 

勤めていた頃、電車通勤でしたが朝は超満員、駅で電車を待っていて電車が到着しても中の圧力が凄まじくてドアが開かない場合も。

ドアが開いて人がこぼれ落ちますが、こぼれた人が再びその電車に乗れず、次の電車を待つなんて事も見かけました。

 

一番前に乗ったりすると、電車が止まる時、数百人の圧力をこの身に受ける事になります。

マジに呼吸ができなくなります。子供や女性だったら圧死してもおかしくない状況でありました。

自己防衛として息を吸って息を止め圧力に耐えました。電車が止まるまで30秒ほどそうします。肺の中に溜めた空気で生き延びるわけです。息を吐いた状態だとそこから息を吸えないのでヘタをすると酸欠で失神する可能性も。

韓国での事故も人が折り重なると下敷きになった人はその重みで呼吸ができなくなったものと思われます。脳に酸素がいかない状態で5分以上経過すると心肺停止、死に至ることも。

 

今回の事故、群衆雪崩という現象だそうですが、無数の人が集まっている時は要注意です。早めの避難、君子危うきに近寄らず、が一番のようです。