HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

安全への配慮

知床観光で悲劇が起きました。

荒天で観光船が沈没、乗員乗客合わせて26人が犠牲に。

こどもを含めまだ行方不明の方もおられ、何とも痛ましい事故となりました。

 

知床で観光船を営む会社は4社あるとのこと、そのうちの一社の社長が言うには船を出す時は単独ではなく、必ず2隻が連携するようにしていると。

 

これは万が一の場合に備えて救助ができる体制で、とても重要な処置だと思います。

 

私は海で漂流状態になった事が2度あります。

1度はこどもの頃松島に家族で観光船に乗った時。

エンジンが止まりしばらく波間を漂っていましたが、他の観光船が救助に来てくれて港まで曳航してもらい無事帰り着く事ができました。

 

2度目は新婚旅行で広島に行った時。

徳島に渡るフェリーが動かなくなり瀬戸内海をしばらくぷかりぷかり。

こちらはその後エンジンが再始動し動くようになりました。

どちらも洋上でエンジンが止まり、海は穏やかでとても静かになった事を覚えています。

 

今回の知床の事故は荒天が予想されていたにもかかわらず単独での出航だった。

目視の距離にもう一艘いれば救助できたのではないかと思われます。

 

安全よりも目先のカネを優先する事は許されません。