HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

演奏は大船に乗った気分で?

昨日の太鼓の演奏を終えて。

最後は曲のリーダーたる「親」、リズムの要「ドカン」、テンポを刻むリズムセクションがばらばらだった。

極端に言うと、右の耳から入って来る音と左の耳から入って来る音が全然違うような状態。

大太鼓を担当していた私はどちらに合わせればよいのか、苦しいところに追い込まれてしまった。

我々のチームはその破綻を修復できるまでにはまだまだこなれてはいない。

(自分が、自分が、という我の道を行っちゃう傾向が強いのかも知れない)

屋外の運動場と言う環境で、音が散ってしまうというハンディもあったかもしれないが

どこかに機敏に合わせるという訓練の必要性を思い知らされた結果となりました。


演奏は操船と同じ。

船長にあたるのが我々が親と呼ぶポスト。

親は演奏の全責任を持つ重要な役割。

風や潮を読み進路や速度を決定する。

これは会場の雰囲気や演奏状態をすばやく把握し、対応すること。

ドカンは舵取り。船長と連携して進むべきテンポを決定する。

リズムセクションは船のエンジンのようなもの。

乗組員が文字通り十分ノレルように後押しをする。

一つの船の中、皆がお互いを気遣いながら同じ方向を目指さないと安全に進む事は不可能。

そう考えると昨日の演奏は沈没に値するなあ。

練習ではいくら沈没してもよいが、本番では次の演奏の命取りになりかねない。

なによりも観てくれる人たちに申し訳ないと深く反省すべきでしょうね。