特別支援学級の5年生6年生の太鼓演奏、学校の記念式典で約300人の前で初披露を行い、練習の成果を遺憾なく発揮してくれました。
緊張で音がうわずったり、早まったりもせず、堂々と演奏してくれました。
一点気になった事は観ている人を感動させるには十分な演奏なんですが、観客を心底楽しくさせてくれるチカラが足りないのかなと。
観客の顔を見れずにうつむいて演奏している女の子がいましたが、それはその子の特性なので問題ないのかと。
音は十分出ていたし、リズムも正確、ただもっと体を使って表現してくれると最高!
太鼓演奏は腰を据えてのものが多く見られますが、これは太鼓の構えから来るのではと思えます。
左足を前にして膝を折る、右足を後ろに引いて踏ん張る事で体が安定します。
私が習ったのもこのスタイルですが、安定するがゆえに躍るような演奏には不向きです。
両足を左右に平行に開く構えにする事で上下左右の重心移動が行え、体を使った表現の太鼓になるのではと。
音での表現もさることながら、体でリズムを感じてそれを表現する太鼓、今後具現化する指導を考えたいと思います。