新コロナ禍で世界はグチャグチャになってますが、今回の惨禍は驕り高ぶった人類への警告では?と口にする人もおります。
その警告とは、人は不要不急の偏った贅沢を希求せず、新貧乏生活に生きる価値を見出すべきと。
今、九州を中心にかつて経験した事のない大雨による災害に見舞われていますが、この大雨の遠因は多くの人が欲望のままに物質的豊かさを追い求めた結果、地球温暖化を引き起こしたからではないのか?とも考えられます。
100年に一度の災害が毎年日本を襲うようになってきた、と背筋が寒くなる思いをしますが、世界一のスーパーコンピューター富岳が日本、いや世界の未来を「予言」してくれるやも知れません。
昨日、東京都の1日の感染者数が200人を越えました。
新型コロナウィルスが元気なうちに人が活発な経済活動を行うと感染者数が増える、というのは自明の理です。
感染者数が増えるという事は死者も増えるという事。
今では感染者の致死率は5%弱という統計的数字も見えてきました。
横文字好きの都知事がウィズコロナという表題を掲げましたが、要は新型コロナウィルスと同居しましょう、という事です。
検査をすれば感染者数が増えるのは至極当然、これもきちんと数値化してみる必要があるように思います。
潜在的感染者が多数いる事は予想できる事、200人越えの意味をきちんと読み取る事必須です。
国は検査能力拡大に尽力し、隠れ感染者のあぶり出しに注力すべきです。
きちんとデータを示し、「専門家」の解釈を加味し、政治的判断を下す、国民が納得する働きをしていただきたい。
できない言い訳は不要。こういう時こそ得意技、粛々と進めていただきたいデス。
我々も今まで通りには行かないことを覚悟して、新生活価値論を構築するべき時かも知れません。