人類が新型コロナウィルスの脅威にさらされて1年以上経ちます。
緊急事態宣言を出したからといって明らかに収束に向かったわけではなく、むしろ今現在全国的に感染者の増加傾向が見られます。
今や新型コロナウィルスと人類のいたちごっこの様相を呈してきています。
いたちごっこ、はて?
さっそく検索してみると
江戸時代に流行った子供の遊びで、向かい合った二人が手の甲を上にして片手ずつ重ね、「いたちごっこ」と言って相手の手の甲をつねり、つねられた側は「ねずみごっこ」と言いながら相手の手の甲をまたつねる事を繰り返すもの。
この際限なく続く様子をいたちごっこと表するのだそうです。
手の甲をつまむしぐさがいたちやねずみが噛みつくのに見立てた遊びのようです。
さて、新型コロナウィルス禍、収束に向け、もしくは終息に向け効果的な対策は講じられているのでしょうか。
当初は未知のウィルスに対しての恐怖感があり、皆さんかなり緊張感を持って行動していたようですが、1年も経つと新型コロナ慣れしたようで、警戒感も薄れてきたようにも見受けられます。
今となっては感染が収束しきっていない中途半端な時期にgo toトラベルやgo toイートの経済対策優先の措置をしたのは明らかに間違いだったと言えるでしょう。
不思議に思うのは、感染拡大を防ぐための心理作戦がイマイチな事。
寄らば切るぞ、というのは時代劇のおどし文句の一つ、動けば撃つぞ、というのは西部劇の警告の文句のひとつ、要は動けばうつるゾ、しゃべればうつるゾ、死にたくなかったら静かにしていろ!というおどしの常套句が効果的に使われていないのでは。
もう一つ、徹底してPRすべきことは後遺症の恐怖。
特に若年層は感染しても軽症や無症状で済むケースが多いようですが、その後の深刻な後遺症に苦しんでいる実態は数字的にも実例的にも知られていないのが現状かと。
政府はもっともっと後遺症の情報と実態に基づいて感染に対する恐怖を煽るべきかと思います。
オリンピックをダシにして景気高揚を図ろうというのは真逆の結果を招くと危惧いたします。オリンピックは一度決めたからとやみくもに開催するんじゃなくて、そろそろ勇気ある撤退の道も模索しておくべきかと思います。
実際のところどーにゃのよ!?