東京オリンピック・パラリンピック開催の行方が危ぶまれています。
政府は、人類が新型コロナに打ち勝った証として東京２０２０を何としても成功させたい。とぶちあげている。
切り札と期待されるワクチン接種も始まった。
あと5ヶ月で世界的規模で新型コロナ禍が収束しているとも思えないし、選手団をはじめ多くの国の人々が日本に集まって来る事は結果的に感染爆発につながらないのだろうか？
開催中止の場合、ネックは三つ、一つは選手たちの落胆ぶり。
オリパラを目指して今まで鍛えてきた事が無に帰してしまうわけだから。
メダリストになれば保証されるであろう今後の人生の命運が暗転してしまう可能性も。
二つ目はカネ。今やオリンピックは金食い虫であると同時に金のなる木でもある。
中止する事で金のなる木は枯れ、金食い虫だけが生き残るという経済的問題。
三つめは日本政府のメンツ。コロナに打ち勝った証が実証されないわけだからメンツ丸つぶれ。政権が危うくなる可能性も大きい。
そろそろ決断をしなければ今まで以上に後手後手に回る時期に来ております。
ここではきっぱりtokyo2020はあきらめる。
そこで思ったのは、この際、日本の選手団がオリパラをあきらめる宣言を出す事。
選手の心情を思うと強制中止はむごい。条件としてオリパラというカタチはあきらめるけれど、スポーツの祭典は何らかの形式で行う。
おそらく現状では各国の選手たちもロクな練習はできていないはず。国によってその差は顕著になるだろうし、今回のテニス大会がそうであったように従来の五輪とは比較にならないほど質の公平さは保たれないかと。
カネに関してはチャリティを基本に置く。youtubeのライブ配信では「投げ銭」制度があって、観ている人がオンラインで任意でお金を払う事ができるシステムがあります。
五輪も新型コロナに打ち勝つため任意に寄付をして参加する制度にする。
チャリティとオリンピックパラリンピックの合成語チャリンティンピックとなるわけです。基本は無観客試合。オンライン配信。
最後のメンツ、これはすでにつぶれているのであまり気にする事はありません。
今回の新型コロナウィルス禍で、常識が通じない事を学習した人類、オリパラもそのうちの一つになると思います。個人的には中止と言う異常事態もいたしかたないのかと思います。
