先日、お坊さんたちが打ち鳴らす太鼓のコンサートに行ってまいりました。
オープニングで歌われたのは「アメイジンググレイス」。
真言宗とキリスト教のとりあわせ、これも日本の宗教の鷹揚さか、と。
アメイジンググレイスとはなんぞや、と思いさっそく検索。
原文を自動翻訳の実力やいかにと訳してみたのがこれ。
青字部分はちょっと無理な訳。
Amazing grace!(how sweet the sound)
That saved a wretch like me!
I once was lost but now am found
Was blind, but now I see.
'Twas grace that taught my heart to fear.
And grace my fears relieved;
How precious did that grace appear,
The hour I first believed.
Through many dangers, toils and snares.
I have already come;
'Tis grace has brought me safe thus far,
And grace will lead me home.
The Lord has promised good to me,
His word my hope secures;
He will my shield and portion be,
As long as life endures.
Yes,when this flesh and heart shall fail,
And mortal life shall cease;
I shall possess, within the vail,
A life of joy and peace.
The earth shall soon dissolve like snow
The sun forebear to shine;
But,God who called me here below,
Will be forever mine.
↓
驚くべき恵み!
それは私のような惨事を救った!
私はかつて失われたが、今は見つかった
盲目でしたが、今は見えます。
「私の心に恐れを教えてくれた恵み。
そして、私の恐怖を和らげました。
その恵みはどれほど貴重でしたか、
私が最初に信じた時間。
多くの危険、苦労、わなを通して。
私はすでに来ました。
「これまでのところ、この恵みは私を無事にしました。
そして恵みは私を家に導きます。
主は私に良いことを約束してくださいました、
私の希望が保証する彼の言葉。
彼は私の盾と部分になります、
人生が続く限り。
はい、この肉と心が失敗するとき、
そして、人間の生命は止まるでしょう。
私はベイルの中に、
喜びと平和の人生。
地球はすぐに雪のように溶けます
太陽が輝く前兆。
しかし、ここで私を呼んだ神は、
永遠に私のものになります。
まあ、大意は伝わるものと思います。
アメイジンググレイスの作曲者は不詳だそうで、作詞者はイギリスの牧師ジョン・ニュートン(1725-1807)。
ウィキによると彼は若い頃は奴隷貿易船の船乗りで、ある時嵐に遭い船が沈みかけ、死を目前にした時助かりたい一心で必死に神に祈ったそう。難破を逃れ奇跡的に生還した時、彼の中で真の信仰心が生まれ、その後しばらくして船を降りてから牧師になったそうです。
そんな体験から生まれた讃美歌の一つアメージンググレイスは今のメロディーを得て世界中に広まったそう。
アメイジンググレイス、グレイスは神の恵み、まさにキリスト教の言うところの神を讃美する歌となっています。
長~い前置きとなりましたが、まずはなぜにお坊さんの演奏会の冒頭にアメイジンググレイスなのか、それによって何を伝えたいのかが伝わって来ません。
当日のプログラムにはそのことは触れられておらず、解説もなされなかったため、コンサートの意味がいまいち伝わってこない印象を受けてしまいました。