HAPPYの非日常茶飯事な日々

日々の川柳や和太鼓などについて語ってまいります。

日本沈没

日本沈没は1973年の小松左京によるSF小説ですが、天変地異によって日本列島が海の底に沈み、日本民族が漂流の民になるという筋書きで一世を風靡しました。

 

先日、NHKで首都直下地震の番組をやっていましたが、30年以内に起こる確率が70%近いとされているそうで、南海トラフ地震とともにこれらの大地震に見舞われた時に日本は国土は沈没しないまでも経済的に沈没するのではないかと思います。

 

静岡の浜岡原発、四国の伊方原発福島第一原発の二の舞にならないとは誰も断言できないでしょう。浜岡原発は1号機2号機は廃炉作業に入っていますが、行き場のない核燃料は温存、3号機4号機5号機は運転を停止しているだけで、これも絶対安全とは言い切れません。

四国、静岡で大規模な放射能漏れがあった場合は瀬戸内海をはじめ、日本全土が核汚染される可能性があります。

 

首都圏、東海ベルトに集中している政治機能、産業機構は壊滅的打撃を受け、立ち直ろうにも広範囲な核汚染がそれをはばむ事が危惧されます。

東日本大震災がそれを実証してしまいました。

 

プレートの上に浮いている日本列島には大きな地震津波が千年単位でも必ずやってくる、それは歴史が証明してしまっています。

 

東京オリンピックやカジノ誘致で浮かれた気分も結構ですが、そろそろ未曽有の大災害の覚悟が必要ではないかと思う次第です。