夜は東北の民俗芸能にじかに触れるという企画で鬼剣舞、さわうち甚句や民謡、スコップ三味線、また自分たちの太鼓を演奏したり。
鬼剣舞は岩手北上地方を中心に伝わる民族伝統芸能、元々は念仏剣舞に源流があるとされています。国の重要無形文化財「鬼剣舞」に指定されています。
鬼の面を被っているように見えますが鬼ではなく仏との事でその証拠に角がありません。
8人が通常との事ですが、面の色は青、赤、白、黒があり、それぞれ春夏秋冬、東、南、西、北、これに黄(不動明王)はカッカタと言われる道化が加わります。
演目は十数種あるようです。
宙返りや膳舞といった曲芸的なものもあります。
宙返りは手に持つ刀を増やして行き最後は八本持って宙返り、膳舞は両手に四角い木の盆を持って落とさずに手を振り回します。
囃子手は太鼓、チャッパ、笛。
演者の声の出し方が迫力あってなかなかよいです。
余興のスコップ三味線。
津軽じょんからの曲に合わせてアテレコ(エアー三味線)、とっても笑えますが、何とスコップ三味線の世界大会が開かれており、今回はその世界チャンピオンの演奏でした。
温泉は雪景色を眺めながら、あつゆ、ちょうどよい、ぬるゆの三種類。
源泉を使ったミストサウナと水風呂。ミストサウナは温泉蒸気を利用した湿式サウナで温度は高くなくても発汗作用に優れた体に負担が少ないサウナです。また蒸気で温泉成分を吸引するというのも体によいかと。
さすがに水風呂は冷たすぎて足の親指浴だけにしました。
露天風呂もあり、冷たい外気と雪景色、温泉の取り合わせは最高!と言いたいところですがちょっとぬるくてあまり長居はできませんでした。
宿泊施設はさわうちバーデンという温泉施設で日帰り入浴も可能です。