カンボジア紀行
なにもいうこと無しであります。
民族衣装に身を包むお母さん。 何事もない親子の姿は平和を感じます。 カンボジアでお母さんが抱いているのはアカンボじゃ!?
日本の餅作りを興味深げに見入る人々。 今回はカンボジアの人々に日本の餅をたべてもらおうと、もち米、餅つき機(電動)を日本から持って行きました。 白玉はありましたが、餅を食べるのは初めてということでした。 きなこ餅、あんころ餅、海苔、甘辛醤油等…
味の素健在。 東南アジア、中国では化学調味料の人気は絶大です。 ここカンボジアでも屋台のショーケースには誇らしげに味の素のステッカーが貼ってあります。 カレンダーは基本的に日めくりタイプ。 それにしても、定番の日本らしさの演出、モデルさんは日…
スヴァイリエンの農家の人々。 カンボジアの人々は家族を大切にします。 日本では当たり前となった核家族というものはカンボジアではまだまだの存在のようです。
カンボジアは仏教国です。 町には托鉢のお坊さんの姿があります。 カンボジアの僧侶は外出の時は必ず日傘を差しています。 タイもお坊さんの姿が多いのですが、カンボジアではタイと違って一度は出家する慣習はないとのこと。 仏教圏の人々はやさしいです。
カンボジアのもっともポピュラーなお菓子。 小麦粉を油で揚げたシンプルなもの。 沖縄のサーターアンダギーに似ています。 白いのはサトウヤシの砂糖。 どこに行ってもこのお菓子があいます。 下はウッドアップルという果物。 確かにリンゴの味がします。 2…
この黒い棒が牛糞の燃料です。 木の棒に牛糞と藁を混ぜたものを巻いて作ってあります。 カンボジアは燃料になる木々が多くはありません。 サトウヤシの落ち葉やブッシュは燃料になりますが、ちょっと心もとない。 リサイクル生活、進んでます。
カンボジア農家の台所。 かまどが一基。 これで煮炊きすべてをまかないます。 実にシンプル。 マキは貴重なので牛糞を固めた燃料を使います。 オール電化のキッチンとかと比べると貧相ですが、 ここで作られる料理は愛情たっぷりのぜいたくな味です。
日本ではめったにお目にかかれなくなった氷屋さん健在。 主に食用の氷です。 昔の日本のように冷蔵庫用の氷は売っていません。 というよりは冷蔵庫がありません。 その日の分だけ朝、市場で仕入れ、その日のうちに消費します。 よって食材は保存せず、使い切…
南国はやはりビールでしょう。 カンボジアの代表的なブランド、アンコールビール。 世界遺産になっているアンコールワットの名前を冠しているビールです。 ABCビールというのもありました。これは黒ビールです。 外国ビールではスーパードライもありまし…
カンボジアの家庭を訪れた時、夕食をご馳走になりました。 次から次へと料理が出てきます。 日本の習慣だと出されたものを残すのは失礼に当たるのですべてたいらげます。 ところが、ところがカンボジアでは客の皿が空になっているのは失礼に当たるのだそうで…
鶏は雛の姿も沢山みかけます。 いたるところへ出没。自由はほんとにケッコー! モ~たまらんと水牛がのんびり散策する道の両側には植樹された並木が続きます。 乾燥に強く成長の早いユーカリの木が多いようです。 強い日差しから人や動物をまもる木陰を作り…
道や農家の庭先には牛、豚、鶏が放し飼いとなっています。 これに猫や犬、人も加わって歩き回っております。 なんて自由なんだろ。 でも気をつけないと、地雷を踏む危険性がゼロではありません。
カンボジアのニャンコ。 スリムでありますにゃあ。 ワンコが鎖につながれていないので、ニャンコの自由さは目立ちません。 ワンコもニャンコも豚も鶏も牛も、みな束縛されずにゆったりのんびり生きてます。
朝は米の麺が多いカンボジアの朝食ですが、今日は粥にしてみました。 魚の粥です。細かくほぐされた淡水魚(なまずと思われる)の白身が入ってます。 疲れた胃袋にはやさしい朝食です。 コーヒーはベトナム式。お湯が入っている茶碗にグラスが入っていて、い…
乾燥する大地。地方へ行くと道も舗装されていないところが殆どです。 日本では舗装していない道を探すのに苦労しますが、カンボジアは国道くらいしか舗装されていません。 車が通るとものすごい土埃です。道の両側の家や木々も土色に変色しています。 水はカ…
これはネギ。 サトウヤシの茎のトゲトゲを利用して、高いところで育てています。 その理由は放し飼いの牛や豚に食べられないようにするため。 殆どの牛は放し飼いで、村のあちこちをのんびり歩き回っております。 夕方になるとちゃんと自分たちの家に帰るそ…
カンボジアの風物で代表的なのがこのサトウヤシ。 カンボジアの田園風景に欠かせない存在であります。 ココナツヤシとは種類が違い、カンボジアの生活になくてはならないもの。 カンボジアの砂糖はこのサトウヤシの樹液を煮詰めて作り、やわらかい甘味で、お…
カンボジアは雨季と乾季があります。 乾季の11月から3月の間、殆ど雨が降りません。 大地は乾き、田んぼもご覧の通りひび割れた固い地面が広がります。 おとずれた場所は台地のため、乾季は水不足で農業は不可能です。 かたや、もう一枚の写真はトンレサップ…
子供はハンモックでお昼ね。 ワンコがその番をしています。 タイもそうだったのですが、ハンモックカフェというのがあります。 道路沿いに立ち並ぶカフェはハンモックがずらりと吊ってあり、 お客は休みながらお茶を嗜んでいるという南国ならではの光景。 暑…
井戸を掘った農家を訪れた際、子犬たちの歓迎を受けました。 しかし、立っているのがやっとのような痩せこけた犬。 おばあちゃんは一人暮らし。かつては極貧の生活状況だったらしい。 井戸のお蔭で、この農家のおばあちゃんは暮らしが楽になりましたが、犬に…
これは初日の夕飯の鍋料理。といっても夜の10時過ぎの食事であります。 飛行機の関係で、プノンペンに入ったのが遅かった。 空港では一部荷物が出てこず、なんとバンコクに置き去りになっとりました。 おかげでカンボジア初日の私は荷物無し。 ま、なにはさ…
普通の家の庭先にたわわに実るマンゴー。 カンボジアをはじめ、タイやベトナムではマンゴーを青いうちから食べます。 果物ではなく野菜的に、塩や唐辛子で食べるんですね。 塩で食べるマンゴーはシャキシャキした感触でなかなかうまいもんです。 マンゴーの…
小学校の校庭に立つ子供の像。 いかにも手作りというほほえましいものです。 教室の図書室ではむさぼるように本を見る子供たち。 カンボジアでも本は不足しているようで、日本のNPOによる本の寄贈が待たれます。 ラオスの子供たちに絵本を贈ることはやっ…
畑作りを見つめる子供たち。 この小学校は200人ほどの子供たちがいます。 学校は日本と同じ6・3・3制。 中学までは義務教育です。 先生に聞いたところ、いじめや登校拒否とは無縁の世界。 学校に行きたくても行けない子もおり、登校拒否はもってのほか。 中…
学校の裏手の土地を耕して、堆肥をまき、空芯菜の種を撒きます。 堆肥は各人が家から持ち寄ります。 乾季の粘土質の土はかちかちに乾ききって耕すのも一苦労ですが、男の子も女の子もクワをふるって、土を起こして行きます。なかなか手馴れたもの。 3~40分…
カンボジアのスバイリエン州の子供たち。 プノンペンから車で4時間ほど、ベトナム国境から40kmほどの町がスバイリエン。 そこから1時間ほど行った村のこどもたち。 ちょっとばかりはにかみやさん達の笑顔が輝いていました。 かつては水汲みの仕事に追われ…
結婚式の会場。 準備中のようです。 外でテントを張って行なわれるようです。 葬式も同じような感じです。日本で言う斎場でしょうか。 田舎に行った時、農家のお嬢さんたちが明日結婚式ということで正装しているので写真撮ってといわれました。また後日報告…
下界では騒がしい音が飛び交いますが、おじさんは二階でもくもくと左官工事。 きれいに仕上がりました。 カンボジアはポルポト時代に殆どの職人や技術者が殺害され、技術の伝承もままなりません。 まさに文化の断絶があり、今後それらを育むのに時間が必要で…