このわさび農場は大正4年(1915)から扇状地の豊富な湧き水を利用すべく、
2年にわたって15丁歩(15万㎡)の土地を取得、
その後20年にわたってわさび田として開拓されました。
当時は砂利だらけの荒れ地だったそうです。
今では年間120万人が訪れる観光農場となっていて、広大なわさび田や売店、
レストラン、また黒澤明監督の映画「夢」のロケ場所も健在。
直射日光を遮る黒い紗の下にわさび田が広がっています。
こちらがわさび田のわさび、年間150トンを出荷するとか。
ここが映画「夢」のロケ地の蓼川と水車小屋。
豊かな水の流れ、堤防の無い川の光景はどこかメルヘンチック。
ちなみにこの大王わさび農場、入園料も駐車場もタダ、
外国の観光客もたくさん来ていました。
訪れた日はあいにくの雨でしたが
しっとりとした風景はわさびにふさわしいように感じました。