イギリスの 衆愚政治の 怖さかな
年齢層の高い人々は過去の栄光の夢が忘れられず「大英帝国よもう一度」「昔はよかった」
「縛られるのはごめん」と協調よりも独立路線を望む傾向が強かったとか。
また「仕事がないのは移民のせい」「移民はでていけ」という現実の不満も離脱に一票を
投じさせたようです。
これらの声を煽った離脱派、後からわかってきたのはデマに近い情報を流していたとか。
ロンドンなど都市生活者などは状況を冷静に判断しようという動きが多かったようですが、
地方や高齢者は保守に回ったようです。
今では、離脱に決まった事の重大さに、過去に生きる高齢者が投票権のないイギリスの
若者の未来を奪った、という反省の声もあるとか。
国民の声、とよく言われますが、その声はムードに流されやすいのも事実、
今回のイギリスはそれをまざまざと見せつけてくれました。
国民の声を操作したのと同じ性質のものかも知れません。
今回の教訓は、国民投票の危うさ、国民の気分は与える情報で操作できる、というもの。
国民の知恵が浅い程、知識が貧弱なほど為政者は自分の思い通りに事を進めやすい。
この日本も例外ではありません。
投票権を得た若者たちもこの際しっかり考えていただきたいと思います。
生活も大事ですが、大人の責任も大きい・・・。
メシ喰えりゃ 政治は二の次 三の次?