縛られる 事が嫌いな 人や国 独立独歩の 道行きたがる
協調しつつ集団でパワーを発揮するか、束縛を嫌い単独路線を行くか、世論は拮抗しています。
EUは過去の戦争の歴史を踏まえ、ヨーロッパ各国が協調して発展しようと生まれたシステム、
人類は様々な社会形態を考え出しつつ、壮大な試行錯誤を繰り返しているようです。
王制の専制政治とそれを覆した市民革命、
植民地主義と連邦からの独立、
個人の自由を制限する共産主義の実践とその崩壊、
こうしてみると人や国の独立というのはとても重要な要素だということがわかって来ます。
凄惨な事件が後を絶たない米国の銃社会、銃を持つ自由を主張する人々によって変わる気配なし。
イギリスでもドイツでもそして自由の国アメリカでも移民や移動の自由を禁ずるという主張が
あらわになっています。
個人もそうですが国も不平不満が鬱積して行くと極端な保守主義に傾倒していくように思えます。
アメリカ大統領選のトランプ候補者にも同じニオイを感じます。
かつては世界の覇者であった大英帝国と自賛するイギリスは過去の栄光を取り戻そうという
プライドの高い人々も多いようですがスコットランドの独立問題を抱え、なかなかにムズカシイ。
日本を含め、世界はどこへ行こうとしているのか、どこへ行こうとして来たのか、謎は深まるばかり。
果たしてこの地球、人類の悩みを抱えつつ、太陽の回りを何回廻ったのでしょうや。
混沌を 乗せて歴史を 刻みつつ 堂々巡りの 地球号なり