56人の立候補者がいる東京都知事選、実際は小池ゆり子、蓮舫、石丸伸二の3人の争いと言ってよいでしょう。
実質自公のバックアップがある現職小池候補がリード、立憲共産の支援を受ける蓮舫、SNSを駆使し無党派層の支持を固める石丸伸二候補。
田母神氏も出馬しているけれど過去の都知事選の得票数より大きく伸びる事はないと思うので圏外と思われます。
他の候補者も6万票に届く人材はおらず、供託金の1億6千万円ほどは没収される事になろうかと。
さて600万票をどう取り合うのか?
前回は現職の小池知事は過半数の340万票をかき集めての圧勝。
52人が平均3000票として15~6万票、残り585万票の行方やいかに?
仮に4位が60万票とすると残り525万票、これを3人で争うカタチが濃厚かと。
300万票が当選ラインと言われてますが、今回は2~250万票の争いになるかも。
でもこれって大体50数パーセントの投票率が基本の数字です。
有効得票数は600万票とされていますが、もし石丸伸二候補がいままで選挙に関心がなかった、持てなかった層を20%動かす事ができればそれだけで120万票の得票は可能になります。
有効投票数の600万票のうちの20%を得票すれば120万票、これに新規動員の20%の票を足すと240万票となりいい勝負に持ち込めるかと。
ジミントーが圧勝した時も投票率は60%に満たないのに、国民の圧倒的な支持を受けたと大きな勘違いをしとります。
残り40%の中には、しょせんどうにもならないからと政治に関心が持てない層が多数存在しているものと思われます。
そんな人たちの20%を動かす事ができれば、投票率が70%近くに上がり、石丸伸二候補が都知事になれます。
既成勢力に頼る選挙ではなく、まったく新しいスタイルの政治を生み出すチャンスかと。
でも、投票率が50数%というのは情けないと思います。
80~90%の投票率があって民意が反映されると言えるんではないでしょうか。
投票権を持っている半分の半分の数字を獲得したからと言って圧勝はないでしょうに。
今回の都知事選、投票率があがりますように、と七夕の短冊に書き込もうかな。